『私立探偵マグナム』ロレーヌ十字の指輪 登場シーンは?
第1話で、最初に指輪がはっきりと写るのは、マグナム、リック、TCの戦友ヌーゾが殺害されたシーン。
亡きヌーゾを見てショックを受けるマグナムが、視線をヌーゾの指にはめられた指輪に映るシーンがあります。
そして、第1話の事件解決後、ヌーゾのお葬式に向かうマグナム語りのシーンで、指輪についての説明があります。
以降、17話までで指輪について多くは語られていません。
しかし、マグナム、リック、TCは常に右手の薬指につけています。
マグナムたちの指輪の意味は「仲間の証」!
第1話の最後の、ヌーゾのお葬式に向かうシーンで、マグナムの語りがあります。
そして、そこで指輪の意味について語られます。
この指輪は、海軍時代の戦友マグナム、リック、TC、ヌーゾ4人の友情の証。
軍指定のものとかではないようです。
このとき、仲間達について、マグナムは「一生に一度しか、こんな仲間には出会えない」と語っています。
ただ、指輪のデザイン「ロレーヌ十字」自体は、フランスのレジスタンスの証だそうです。
本来のロレーヌ十字の意味は?
ダブルクロスの十字架、ロレーヌ十字。
マグナムの語りにも出てきますが、本来この「ロレーヌの十字架」はフランスのレジスタンスの証です。
フランスを侵略者から奪還に貢献したジャンヌ・ダルクの象徴とみなされ、フランスの愛国心の象徴でもあるようです。
なぜ仲間の証にロレーヌ十字を使用したのか?
ここで、不思議に思うのが、なぜロレーヌ十字を仲間の証に使用したのか?です。
4人はアメリカ海軍時代の戦友で、アフガニスタンで捕虜となりました。
そして、ハワイに移住してきました。
フランスは、全く関係ないですよね。
これについて調べてみたところ、1980年代のオリジナル版の『私立探偵マグナム』が関係していました。
マグナムたちのロレーヌ十字の指輪は、オリジナル版由来だった!
オリジナル版では、マグナム、リック、TCらの絆を深めた戦場は、アフガニスタンではなくベトナムです。
そして、ベトナムは、フランスの植民地でした。
オリジナル版では、ベトナム戦争の回想シーンで指輪が登場するようです。
しかも、オリジナル版では、マグナムたちのベトナム戦友チームにフランス人2人がおり、マグナムの妻もフランス人のようです。
(リブート版のマグナムは独身で、アフガニスタンで結婚を考えた元恋人に裏切られています)
ちなみに、オリジナル版でも、この指輪を仲間の証に選んだ理由などは語られていないようです。
そのため、リブート版でこの指輪が仲間の証として選ばれたのは、単に、オリジナル版を連想させるためと思われます。
おわりに
いかがでしたか?
仲間の証として第1話に語られたロレーヌ十字の指輪。
その後、17話まで新たに語られてはいませんが、常に3人は指輪をしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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