ハワイの景色や生活、本格的なアクションやサスペンスを楽しむことができる海外ドラマ『HAWAII FIVE-O』(ハワイファイブオー)。
今回は、主人公スティーヴの相棒、ダニエル・ウィリアムズ(ダノ、ダニー)についてです。
ダニーは元妻、娘、息子、母、弟、妹、甥と、家族がたくさん出てきますね。
ダニーの育った家族環境から、人物像の考察や、ドラマでは語られない生い立ちを予想してみました。
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ダニエル・ウィリアムズ(ダニー、ダノ)のプロフィール
まずは、スコット・カーンが演じているスティーヴの相棒・ダニーのプロフィールです。
名前:ダニエル・“ダニー(ダノ)”・ウィリアムズ
出身地:アメリカ・ニュージャージー州
職業:ホノルル市警・刑事
育った家族:父、母(クララ)、姉(ステラ)、弟(マット)、妹(ブリジット)
結婚後の家族:元妻(レイチェル)、娘(グレイス)、息子(チャーリー)
恋人:ギャビー・アサノ/メリッサ・アームストロング(アンバー)(いずれも破局)
本土ニュージャージー州から、娘グレイスに会いたいがために、ハワイへ。
(元妻レイチェルが現夫スタンの仕事の都合で、娘とともにハワイへ引っ越したため。)
そのため、ホノルル市警へ異動してきたところ、スティーヴの父の事件を担当し、スティーヴからFIVE-Oメンバー&相棒にスカウトされました。
暴走しがちなスティーヴを諫める常識人ですが、皮肉屋でもあり、たまに熱くなると自分が暴走してしまうことも。
相棒スティーヴとはいつも痴話喧嘩をしています。
特に、車での二人の口喧嘩シーンは、このドラマの名物となっています。
ドラマに出てきたダニーの家族(育った環境)
まずは、ドラマに出てきたダニーのニュージャージーの家族をご紹介します。
甥(エリック・ルッソ)と姉(ステラ)
甥エリックは、シーズン3の第15話から登場しました。
しっかり者のシングルマザー・姉ステラの子で、やんちゃで手に負えず、姉がダニーなら言うことを聞くだろうと、ニュージャージーから送り込んできました。
とにかく自由で、FIVE-O本部で勝手にシステムを触ったり、勝手にダニーの過去の写真(警察学校のカレンダーモデル)をバラまいたり。
ダニーは捜査にエリックを同伴させ、説教します。
エリックは鑑識に興味を持ち、心を入れ替え、後にホノルル警察で鑑識として働くことになります。
母(クララ・ウィリアムズ)と父
美人で奔放な性格の母クララは、シーズン4の第15話~17話で登場しました。
4人の子供たちを育てることに一生懸命だったため巣立った後、目的を失ってしまい、消防士を定年退職した後の夫は一人楽しそうで自分は置いてけぼりだ、もう離婚しかない、と一人でダニーに会いにハワイに来ました。
「大事にされたい、愛されたい」と若い女の子に戻ったかのような母でしたが、ダニーの計らいで父をハワイに呼び、二人が初めてデートしたレストランを再現して、仲直りさせました。
父も消防士を退職し、目的を失ってしまっていたそうで、これからは「お姫様のように大事にする」と約束しました。
ちなみに、サプライズの費用はニュージャージにいる姉妹も払ってくれたそうです。
とても仲のいい、素敵な家族ですね。
弟(マット・ウィリアムズ)
シーズン5から登場しました。
母が言うには、どこで何しているかわからないが「とてもやさしい逃亡犯」とのことです。
マットは大きな犯罪に手を染めて、国際指名手配され、ダニーも何度も説得しましたが、変えることができず。
最終的には、ダニーが助けに行ったものの、悪の組織に殺されてしまいます。
妹(ブリジット)
シーズン7の第10話で登場しました。
ダニーが言うように「俺とは似ていない、太陽みたいで、楽観的」な非常に美人な妹です。
長く専業主婦でしたが、家族の世話ばかりの毎日に自分が消えてしまうと感じ始めていたブリジット。
そんな中、保険会社に勤め始めたところ、自分を見てくれる男性が現れ、不倫寸前に。
間違いが起こる前に止めようとするダニーに「兄さんは清く正しいよね、少しは人間になれない?」と喧嘩をするものの、最終的に不倫は思いとどまります。
最後には、ホテルで兄妹でハンバーガーとポテトを食べながら、子供時代に見ていた映画を鑑賞し、「一人じゃない俺がいる、いつでも電話しろ」と心強いダニー。
妹思いの素敵な兄ですね。
育ちの家族から、生い立ちを予想!
ドラマに出てきたダニーのニュージャージーの家族とのやり取りから、以下の家族像が浮かび上がります。
父→仕事人間の消防士
母→子育てに生きがいを感じ、天真爛漫なところもある
姉→しっかり者のシングルマザー
弟→優しいが、どこかで道を誤ってしまった
妹→楽観的で太陽のような存在
しっかりした姉を見ながら、少し手のかかる危なっかしい弟・妹の兄として、また中間子として周りを見ながら育ったのではないでしょうか。
大好きな母親も天然なところもあるので、自分がしっかりしなければ、と責任感も育ったのだと思われます。
また、仕事人間君気味なところは、父親に似たのかもしれません。
弟マットは道を外してしまいましたが、根はいい人でしたし、とても仲の良い幸せな家族で育ったことが想像できます。
ダニーの人物像を考察!
母クララはダニーについて、「人と分け合うのが嫌い」「せっかち」と話していました。
ドラマで見るダニーは、神経質気味で皮肉屋、しかし、妹ブリジットが「兄さんは清く正しいよね、少しは人間になれない?」と言ったように、いつも正論です。
母、弟、妹、甥の問題にも、自ら積極的に解決しようとするダニー。
少々お節介かもしれませんが、とても家族思いで頼もしいですね。
父は仕事人間だったようですが、母や妹、甥の天真爛漫な感じから、ダニーはしっかり者になったのではないでしょうか。
おそらく「俺がしっかりしなければ!」という責任感があったのだと思われます。
警察官という職業を選択しているところからも、その責任感の強さがうかがえますね。
また、離婚した後も、娘グレイスを非常に大事にしていますし、元妻のことも何度も助けます。
情に厚く、責任感の強い、思いやりのある素敵な男性ですね!
おわりに
いかがでしたか?
スティーヴの相棒ダニー。
皮肉屋といわれることもありますが、家族思いでいつも周りを見ている優しい人物ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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